金属3Dプリンターを導入いたしました
2016.11.22
弊社では本年9月にこれまでとは異なるアプローチでの製品製造を目的として、金属3Dプリンターを導入いたしました。
造形後の寸法精度や操作性、また日本国内でのサポート体制の良さから、EOS社のM290を選定いたしました。
写真1.EOS M290
一般的には、3Dプリンターは3Dデータを読み込ませると、どの様な形状でも簡単に再現できるといったイメージを持たれていると思います。しかし、金属の造形では歪や寸法精度、造形物の密度などを保持するために、サポートと呼ばれる補助造形が必要となる等、金属造形特有の問題があり、造形姿勢や完成後のサポート除去までを考慮した設計が必要になります。
現在は試験造形を繰り返し、操作方法の習熟と共に、サポートを含めた造形姿勢の検討や後処理、パラメータの変更とその評価方法などのノウハウを蓄積しております。
写真2.試験造形物
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